……今です、そのペチュニアを切り戻すのです
今が旬のペチュニア。園芸店でもさまざまな品種が並んでいます。
品種ごとの性質もあると思うのですが、キュッと締まった株から伸びきった株まで様々です。
さて、おうちのペチュニアの様子はどうでしょうか。買ってきて植えてそのままにしていませんか?
切り戻しをしてください。
ペチュニアを伸ばしっぱなしにしていると、様々なデメリットがあります。
ペチュニアの切り戻しをしないデメリット
・風通しが悪くなることで病気になりやすい
・シンプルに見た目がよくない
・株への負担が大きい
・花数が減る
・脇芽が増えずボリュームが出ない
ペチュニアの切り戻しをするメリット
・風通しを良くし、蒸れや病気を予防する
・株を休ませることができる
・花数が増える
・脇芽が出て株のボリュームUP
梅雨入りした割に雨が少ない今は、切り戻しの絶好のチャンス。長雨と猛暑のダブルアタックに備えましょう。
切り戻しのタイミングは、株が伸びてきた、花付きが悪い時がその時です。天気予報をチェックして雨が続く時期を把握していれば、その前に切り戻すのも賢いやり方。
一般的に、暖地では8月までには最後の切り戻しを終えるのが推奨されています。一度切り戻すとなかなか花は咲かないのですが、その分株にしっかり力を蓄えて、秋にはたくさんの花を見せてくれますよ。
切り戻しってどうやればいいの?
花が咲いているペチュニアを切り戻すのに、抵抗のある人も多いでしょう。
そこは割り切りましょう。花は本体ではないので切っても問題ありません。また咲きます。
大事なのは株です。
ということで、ペチュニア切り戻しのポイントをまとめてみました。
・とにかくバッサリ!大胆にカット!
・でも健康な葉は絶対に残す
・葉の上でカットする
バッサリ切り戻すのも大切ですが、緑の葉をなくしてしまうと切り戻し後に成長しません。
緑の葉が根元付近にあるうちに切り戻しをする、というのも大事なポイントです。
実際に切り戻してみる
それでは、我が家のペチュニアを実際に切り戻してみます。元の株はこちら。伸びきっていますね。

大体この位置かな?
3分の1を目安にカットします。

切り戻しバッサリいきました!
かなり風通しが良くなったのではないでしょうか?長雨対策はバッチリです。

ペチュニアの花が咲くのはしばらく先になりそうですが、切り戻し後の経過も楽しみのひとつ!
じっくりパワーを蓄えてくれよ。
覚悟を決めてペチュニアを切り戻そう
ペチュニアは開花期間も長く、適切な管理で長く付き合える植物です。
切り戻しは、ペチュニアを健康に育てるためにも必要な作業。
伸びすぎかな?と感じたら、覚悟を決めてハサミを入れてみてください。
花はまた咲きます。
その日を楽しみに、大事なペチュニアと付き合っていきましょう。
切り戻し後は肥料をあげて、明るい日陰で管理してくださいね。

コメント