その紫陽花、来年も咲くかな?
豪華な鉢花紫陽花、とても嬉しいですよね。ホクホクです。
来年も同じようにきれいな花を楽しみたい!そう思うでしょう。しかし、それ実は中々難易度が高いのです…。
鉢花紫陽花のそれからの経過を追った興味深い記事を見つけたのでシェアしちゃいます。

要約すると、花に対して株が小さい鉢花紫陽花は、開花のためにエネルギーを使い果たしてへとへとの状態です。
適切な管理だけでは来年花は咲きません。花を咲かすには、疲れ切った株を年数かけてじっくり育てる期間が必要です。
決してあなたが悪いわけではありません。
ただ、時間が必要なのです。
でも、そんなに長い間待ってられない!!!
来年も紫陽花の花を咲かせたい!!
ややこしい管理なんかできない!!!
そう感じる人も少なくないでしょう。
前置きが長くなりましたが、今回はそんなあなたのための特集です。
毎年放置でも咲いてくれる紫陽花の選び方と、育ててみて分かったズボラ管理上等の具体的な品種を紹介します。
あくまで独断と偏見と私個人の経験に基づくものです。異論は認めます。
それでは、いってみましょう!
無理なく毎年咲く紫陽花の選び方
鉢花紫陽花みたいにゴージャスな姿ではないけれど、毎年花が楽しめる紫陽花の選び方です。
未開花のポット苗を選ぶ
とにかく花の見栄え重視!な鉢花紫陽花と違い、株相応の花芽がついた状態で販売されていることが多い紫陽花のポット苗。
すぐに花は楽しめないし、なんだか華やかさに欠けて地味という印象を持つ人もいるかもしれません。
しかし、適切なお世話をすれば年を追うごとにでんどん花数も増え、立派に育ってくれます。いきなり大きな苗を植えるよりも、土壌に適応して丈夫にそだちます。
株が小さいうちは剪定もしなくて構いません。お礼肥、寒肥など肥料はしっかり与えましょう。
鉢花で買うよりもかなりリーズナブルなのも嬉しいですね。
西洋紫陽花のポット苗は、実店舗よりネットの方が見つかりやすいと感じました。
わたしが田舎住みだからでしょうか?
ヤマアジサイを小さなポット苗から育てる
株がかなり小さくても立派な花が咲くのが、ヤマアジサイの大きな魅力。
花苗くらいのお手頃価格で手に入るのも嬉しいポイントです。
もちろん剪定したり肥料を施した方が良いけれど、放置していても毎年花を咲かせてくれます。
株が大きく充実した鉢花紫陽花を選ぶ
それでも、どうしても鉢花紫陽花がいい!という場合は、花で株が隠れてしまうような紫陽花は避けましょう。
株が大きく育ったものを選ぶのをおすすめします。大きくなる分、お値段は可愛くないのですが…。
株が大きいということは、その分体力があります。適切に管理すれば、来年も美しい花を見せてくれる可能性が高いでしょう。
経験則上、ガクアジサイは何もしなくても来年も咲いてくれることが多いです。
独断と偏見で選ぶ、ほったらかしでも毎年咲いてくれる紫陽花はこれ!
わたしが育てて見た中で、完全放置でも毎年咲いてくれる紫陽花を選んでみました。
カシワバアジサイ ハーモニー

ソフトクリームのような、ふわもこカシワバアジサイ。実は鉢花で手に入れましたが、終わった花を切り落とす程度の雑管理の割に毎年たくさんの花をつけてくれます。
可愛い、育てやすい、紅葉もきれいと三拍子揃った非常におすすめの紫陽花です。
霧島の恵

近所のホームセンターでポット苗を購入した記憶。
成長スピードが速くあっというまに大きくなりました。何もしていないにも関わらず花のない年はなく、毎年たくさんの立派な花を見せてくれます。
最近あんまり売っているのを見ない気がするなぁ…。
チョコシックホワイト

黒軸に白のガクがおしゃれなガクアジサイ、チョコシックホワイト。
写真が下手くそで申し訳ないです。
お手入れがしにくい場所に植えてしまったこともあり完全放置状態でしたが、毎年花をつけてくれています。
しかし、歪なかたちに成長してしまったので、今年はそろそろ剪定しようと思っています。
この子も最近あまり見ない。
恋路ヶ浜

青花と白いガクが美しいガクアジサイ、恋路ヶ浜。斑入り葉も特徴的でシェードガーデンの彩りとしても人気です。
去年近所のスーパーで花付きの大株を破格でゲットし、植え込んで以来放置でしたが今年もたくさんの花芽をつけています。
さすがに大きくなってきたので剪定しようと思っていますが、来年は咲いてくれるかな?
藍姫

人気のヤマアジサイ、藍姫。去年3号ポットサイズの小さな苗を購入しました。
植え付けたその年から綺麗な花を咲かせてくれました。今年は株も少し大きくなり、花数も増えました。
来年も楽しみです。
紅剣

こちらもかなり小さな苗をネットで購入しました。花付き苗でしたが、毎年ゆっくりと成長しながら、可憐な花を咲かせてくれています。
今後の成長が楽しみです。
紫陽花ガチ勢に俺はなる!
これまでのわたしはあまりに無知で、紫陽花に剪定が必要なことはなんとなく知っていても肥料(お礼肥、寒肥)が必要不可欠なことはすっかり見落としていました。
また、鉢花で買った紫陽花がまた花をつけるまでに時間が必要なことも知らず「今年も咲かないなー」とぼんやりと思っているだけで何もしなかったのです。
数年前に買った鉢花紫陽花が、今年やっと花をつけてくれて感動したので、この機会に紫陽花という植物について真剣に向き合おうと思った次第になります。
とりあえず、今年は肥料をちゃんとあげよう。
紫陽花は数年単位でじっくり付き合う植物です。
めざせ紫陽花マスター!

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