【徒長】冬越しも見えてきたので、そろそろハオルチアと真剣に向き合おうと思う【育て方】

植物

わたし、ハオルチア育成下手くそ選手権に出られそう

ハオルチア、綺麗ですよね。日当たりのいい窓辺で育てられるなんて謳い文句もよく聞きます。
実際、SNSでも明るい窓際で綺麗に育てている人を見かけるので、嘘ではないのでしょう。

しかし、わたしの場合そう上手くはいかなかったのです。

ハオルチアの美しい輝きとフォルムに魅了されておうちに迎えても、みるみる徒長してフォルムが台無し。最終的に伸びきってびろんびろん。枯れてはいないのだけど、毎回悲しくなってしまいます。

そしてわたしは、ハオルチアと距離を置くようになってしまいました。おうちにいる子のお世話はそれなりにしていたけれど。

ハオルチア、外の方がうまく育つ?ある懸念を除けば。

そんなある日、思いつきでハオルチア達を外の明るい日陰に出してみました。
そしたらみるみる徒長がおさまり、ぷりぷりした新芽が出てくるように・・・!

くじで引いたりオマケでもらったり、ネームドの子は少ないのですが(札落ちも結構ある)大事なハオルチアに変わりはありません。室内での徒長を仕立て直すことも成功しつつあります。

問題は冬越し

そんなこんなで外管理をしていたら、冬の寒さで一部やられてしまいました・・・。
枯れはせずとも、葉がかなり傷んでしまったり、変色したりとなかなか大変なことに。

外管理は冬越しがまずい、一体どうすれば・・・それが、今回いい加減にハオルチアと真剣に向き合おうと思ったきっかけです。

ハオルチアの正しい育て方、必要な光量、冬の管理、種類、生態などなど、ここで一緒に勉強していきましょう。

ハオルチアってどんな植物?

ハオルチアのルーツを見てみましょう。ハオルチアの原産地は南アフリカで、限られた地域の岩の上や乾燥した砂漠地帯に自生しています。そのため、乾燥に非常に強いのです。

本体は岩や地面に埋もれ、透明な窓のみを地上に出すことで光合成をする特殊な構造をしているため、このような美しい見た目に進化しました。

ツルボラン科ハオルチア属に分類されるハオルチアは、春秋型の多肉植物です。ハオルチアの種類は非常に多く、500種類以上は存在するのではないかと言われています。

ハオルチアは硬葉系と軟葉系の2タイプに分かれる

たくさんの種類が存在するハオルチアですが、主に硬葉系と軟葉系の2種類に分けることができます。それぞれ解説していきますね。

硬葉系

名前の通り、葉が硬く尖ったタイプのハオルチアです。メジャーなものだと十二の巻ですね。このタイプは、室内でも徒長しない、めったに水をあげなくても枯れないと初心者にも非常に育てやすいと思います。オフィスのデスク等にも置けそうです。

軟葉系

葉が丸く透明な窓を持つタイプのハオルチアです。有名どころはオブツーサでしょうか。わたしが育成に苦労しつつも惹かれてやまない軟葉系。きれいに育てられるようになりたい。

もう徒長させない!キラキラハオルチアの育て方

早速本題に入りましょう。めざせ、キラキラハオルチア!

ハオルチアの育つ気温

ハオルチアの生育気温は10~25℃で、季節にするとです。
耐寒温度は5℃なので、寒くなったら防寒対策が必要になります。

5℃以下を耐えた猛者もうちにはいますが、あまり参考にしないで下さい。

ハオルチアに必要な光量

ハオルチアに必要な明るさを調べると、直射日光の当たらない明るい場所や明るい窓辺など、そんな表現をされていることが多いと思います。

しかし、わたしの経験から言わせてもらうと、明るい屋外ならともかく明るい窓辺じゃ生ぬるい。

というわけで、具体的な光量を調べてみました。

調べた結果、ハオルチアを育てるには、30,000〜50,000ルクス程度の光量が必要とのこと。

ちなみに、わたしが室内でハオルチアを育てていた場所(日当たりのいい窓辺)の光量は500ルクス程度しかありませんでした。そりゃ上手く育たないに決まってる。

ちなみに、この環境でも硬葉系ハオルチアはすくすくと形崩れもせず育っていました。室内で育てたいのなら、硬葉系を選ぶのが良さそうです。

今、わたしがハオルチアを仕立て直しているエリアは、晴天で9000ルクス、曇りで3000~4000ルクス程度の日照量でした。

まだまだ足りていませんね。やはり日向で育てるか植物育成ライトの出番でしょうか。

ちなみに、真夏の直射日光はさすがに強すぎるので、風通しの良い日陰で管理して下さいね。

ハオルチアの水やり

ハオルチアは乾燥にかなり強いと言う特性があります。過湿を嫌うため、根腐れを起こさないためにも乾燥気味に管理することが大切です。

水やりのタイミングは土が完全に乾いてから、もしくは葉がしわしわになった時でしょう。
徒長を防ぐためにも、それくらい乾燥させて管理しても大丈夫です。

期間で言えば1週間に1度程度ですが、だんだん株の様子に合わせて水やりができるようになるといいですね。わたしもそこを目指しています。

ちなみに、これは生育期である春と秋の水やりについてです。

夏と冬は休眠するため、2週間~1ヶ月に1度くらいの頻度で夕方に軽く水やりをする程度にします。5℃を下回ったら断水しましょう。

ハオルチアと肥料

ハオルチアの育成の要は光と水なので、肥料はそこまで必要としません。植え付けの時に、長く効く緩効性肥料(1~2年くらい)元肥として混ぜ込めば十分です。

液体肥料を与える際は、規定量よりも薄めにしたものを月1~2回施肥します。ただし、与えていいのは生育期の春と秋のみです。

ハオルチアの植え付け、植え替え

どんどん大きくなる(増殖する)ので、根詰まりを防ぐためにも1~2年に1度は植え替えをしましょう。植え替えをしないでいると、根腐れを起こす危険性も上がります。

用土は多肉植物の土観葉植物の土を使えば大丈夫です。
もちろん、園芸用の培養土に鹿沼土や赤玉土、川砂などを配合してオリジナルの用土を作るのもありですよ。

植え替えは、春と秋の生育期に入る直前くらいが望ましいでしょう。5月もしくは9月初旬あたりがおすすめです。季節だけでなく気温も参考にしてみください。

ハオルチアと和解せよ

今回は根掘り葉掘り、ハオルチアについて調べてみました。今までいかに適当にハオルチアを育てていたのかを思い知らされることになるとは・・・。

ごめん、ハオルチア・・・。

これからは真面目に大事に育てるから、またよろしくな。


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