地元のプランツマルシェにて、予定外にお迎えしてしまった塊根植物、パキポディウムエブレネウムちゃん。

ずんぐりむっくりまんまるボディにノックアウトされてしまいました。軽くひやかすだけの予定だったのに…。
6月始まって早々、既に植物で財政難の予感!(最初に下書きしてから約1ヶ月経ってるのがバレた)
さて、パキポディウムを育てるのは実は2回目なわたし。先代は知識不足と至らなさの上に枯らしてしまいました。
思いあたる理由といえば…
・塊根植物は外管理という常識も知らず、育成ライトもなく室内管理
・成長期も休眠期も関係なく水やり
・冬、室内でも寒いエリア
・何度も鉢をぶちまけるetc…
かなりもちこたえてくれたものの全く大きくならないし、徒長するし、そりゃ枯れるわ…本当にごめんね。
なので!!!今度こそパキポディウムエブレネウムちゃんは立派に育ててみせる!
日光ガンガン当ててまんまるに太らせちゃう!
ということで、まずはエブレネウムちゃんのことを知るために塊根植物パキポディウムやエブレネウムの基本データ、お世話のhow-toを学んでいこうと思います。
よし、頑張るぞ。
パキポディウムエブレネウムってこんな子!
色々なパキポディウムを交配して作られたのがエブレネウムちゃん。MIX(雑種)ってことなのか?
それとも交配式は国家機密級なのでしょうか。
ちなみにエブレネウムの意味は象牙色。
マダガスカルに自生しています。一度お目にかかりたい。
パキポディウムの育て方
塊根植物パキポディウム属の基本的な育て方を調べてみました。エブレネウムちゃんもパキポディウム属なので、これにならえば大丈夫!
成長期にお水たっぷり!休眠期は断水
パキポディウムエブレネウムちゃんの成長期は春から秋にかけて。成長適温は20〜35度くらいでしょうか。
基本的に屋外の日当たり、風通しのよいところで管理します。雨ざらしも平気!
しかし、夏の日差しで葉焼けしたら明るい日陰に移動しましょう。
成長期は土が乾いたらたっぷりと水をあげます。
夏場は気温が下がる夕方が良いでしょう。
成長期に追肥として液肥を施すと、よく成長してくれます。月1〜2回、規定よりも薄めで作ってください。
冬は落葉し、休眠期に入るので、室内に取り込み断水気味に育てます。月1〜2回くらいの軽い水やりでヨシ。
水はけの良い用土に植える
根腐れの危険もあるので、基本的にパキポディウムは水はけの良い用土で育てましょう。
専用の培養土もあります。
赤玉土、鹿沼土、軽石、一般的な草花の培養土などをミックスして土を作るのも良いでしょう。
自分で作る場合も、水はけを意識して色々な配合を試してみてください。
渾身の出来のオリジナル配合土の保管には、特大タッパーがあると便利!わたしも活用しています。
パキポディウムの植え替え
パキポディウムをお迎えしたけど、いまいち土の水はけが悪い…そんな時は植え替えが必要です。
植え替え適期は3月〜5月頃。バキバキ成長期を迎える前ですね。この時期に植え替えをすることで、調子を崩す危険性も低くなります。
ちなみに、植え替えは用土が乾いた状態で行います。根へのダメージを防ぐためです。根を痛めないよう植え替えは慎重に行なってくださいね。
害虫予防と元肥の緩効性肥料も忘れずに入れましょう。
植え替え後はすぐに水やりをせず、2〜3日待ちましょう。まだ葉が出てきていない場合はしなくても大丈夫です。
パキポディウムの冬越し
パキポディウムの葉が落ちたら休眠のサイン。
10度以上をキープできる室内に取り込みます。
先述しましたが、冬の休眠期は断水で大丈夫です。
休眠期に育成ライトは必要?
パキポディウムの室内管理で心配なのは光量です。塊根植物であるパキポディウムは葉を落として休眠していても、塊根部分で光合成をしています。
元々オールシーズン室内管理で育てているなら、育成ライトやサーキュレーターはマストです。
しかし、基本的に屋外で育てていたパキポディウムには、必ずしも育成ライトが必要なわけではありません。
日中は直射日光に晒し、夕方室内に取り込むという方法でも問題なく生育し、冬越しができます。
ただ、寒い地域だとこの管理方法では難しいかもしれません。5度を下回ると枝や幹が弱くなり、枯れてしまうことも。
お住まいの地域の気候や住環境を踏まえて、冬の管理方法を決めていきましょう。冬場の理想の室温は10度くらいです。
塊根植物初心者にも育てやすいパキポディウムエブレネウム
気難しそうな見た目とは裏腹に、ポイントを押さえれば初心者にも育てやすいという塊根植物、パキポディウムエブレネウム。
今度こそ失敗しないぞ!という決意表明も込めて基本の育て方をまとめてみました。
当方暖地住まいなので、冬の日中は外で日光浴をさせて夕方以降は室内管理にしようと思っています。
みなさんも、ぜひ塊根植物に挑戦してみてください!

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